B大学S先生 その6
- 2007年01月23日
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こんなこともありました。或る年の蕎麦の実の中で、少し
毛色の変わった面白い蕎麦の実が少しだけあったので、大事に
使おうとあるとき少し使ったらその時たまたま彼が来て、
”これ美味しいなー”の一言。そして、その後何ヶ月もしてから
”あぁ、あの蕎麦の実まだ少しあるので、久しぶりに使って
みようか?”と、そして又、たまたまその時、彼が来たのです。
そしてその蕎麦を食べた時一言、”この蕎麦の実 何ヶ月か前に
味わった蕎麦の実と同じやね!”と。
彼の味覚は普通ではありません。日本全国同じようなことを
している蕎麦屋が何軒あるかはわかりませんが、多分そこまで
蕎麦を食べ分けできる蕎麦屋の親父は5人も居ないと思います。
私が客の立場であってもあそこまで判るか私も自信はありません。
まだまだ、その手のエピソードはありますが・・・。