蕎麦屋じん六 | 京都市北区にある蕎麦屋「じん六」そばの実本来のその味と香りをぜひご堪能下さいませ。

蕎麦屋 じん六

TEL:075-711-6494

〒603-8054 京都府京都市北区上賀茂桜井町67

ブログ

やっぱり石臼


自分でそば粉を作り出す。どうやって?当時は今ほど石臼挽き
ということが一般的でありませんでした。というより自分には
製粉所にある大掛かりなロール製粉機の導入は出来ないので、
簡単に粉にする道具である石臼を使おうと。
それから古い石臼探しを始めました。(その頃はまだまだ
石臼を作っている所が少なかったのです。)
そして思い立ってから何ヵ月後、やっと1号機を見つけること
が出来ました。ラッキーにも殆ど手を加えなくても結構良い
粉を得ることが出来るほど程度の良いものでした。

追記


すみません、昨夜の書き込みで一つ抜けていました。
9月に買ったそば粉でその次の日に蕎麦を打った
のですがその蕎麦は2月の蕎麦とは全く別の、私が嫌い
な茶色い、そして嫌な匂いのする蕎麦でした。
(このことは後々に書き込みするだろう内容の重要
な布石となります。)

自家製粉に至った訳は


さあ、蕎麦屋にでもなろうか(みなさんごめんなさい)と
思い立って、少しずつ、少しずつスローなペースで練習が
始まりました。蕎麦打ちは1度もしたことがなかったので
兵庫県は三田市にある蕎麦道場で1度体験をしました。
その頃は2-8で蕎麦打ちの練習をしていました。
或る年の2月、北海道産の蕎麦の石臼引き
のそば粉を製粉所から5kgか10kg(定かではありません)
分けてもらいました。そして次の日お昼にその粉で蕎麦打ち
をすると、うっすらと緑いろで、甘く、そしてほのかですが
香りも感じられてこのような上質な粉が手軽に手に入るよう
ならばそば粉はこの製粉所で充分だ、とその時は思いました。
そして次に、そば粉が無くなって粉屋さんにお邪魔したのが
9月。そば粉とともにそばもやしを作ろうと玄そばを少しいた
だきました。そば粉は次の日の昼に使うので取り合えず
玄そばを水耕栽培と思い紙袋を開けたらビックリ色んな種類
の虫がゾロゾロと袋から這い出してくるではありませんか。
もし蕎麦屋をするのであればそば粉から自分で製粉しなければ
ならないと思うようになったのでした。

なぜ、蕎麦屋になったのか。


今回、そしてこれからも時に業界の方の気分を害する
発言があるかもしれませんが、あくまでも今、現在の
わたしの思いで、半年後、1年後には180度方向転換して
いるかもしれませんので、大目に見てやって下さい。

どうして蕎麦屋になろうと思ったか?
もともと私は蕎麦はあまり(全然)好きではありません
でした。何故って?それは、美味しい蕎麦を食べたこと
がなかったから。家族で麺類の店に食事をしに行っても
うどんを食べていました。では何故?私の実家の家業は
着物業界の1員でした。ご多分にもれず当家の売り上げ
も先細りでこのまま自分もその業界にしがみついているには
自分は余りにも営業マン向きではないことをよく解っていた
ので何か別な仕事をと感じ始めたのが30歳半ば。
何か無いかと色々考えはじめ、そんな時、実弟がとある蕎麦
打ち道場に行き、みんなの目の前で蕎麦打ちをしたことが
2-3回ありました。それ以降彼は蕎麦打ちをすることはありません
でしたが、面白そうだなと思い蕎麦嫌いな私が”手打ち蕎麦屋
でもするか”とそうとう不らちな動機からこの世界に入って
行くことになったのです。

はじめまして


はじめまして。京都で”蕎麦屋じん六”を営んでいるおやじです。
H7年1月26日、阪神大震災から9日後に蕎麦屋を始めました。
修行にも行ったことがないズブの素人が店を開店しました。
店を始めてからが自分にとって修行、勉強でした。未だに
気持ちの上では(仕事の内容でも)素人に毛の生えた程度ですが。
ここでは今までの日々、と自分の蕎麦に対する思い、現在の業界
に思うことやその日にあったことなどを不定期ですが少しづつ
書いて行きたいと思います。
よろしければ、たまには、のぞいてやって下さい。