「浄霊をすることで不幸から救われる」などと謳い活動している協会の代表理事の男が、協会に所属している14歳の中学3年生の女子生徒に性的暴行を加えたとして、大阪市に住む「浄霊ヒーリング協会」の代表理事關伸太郎(せきしんたろう)容疑者(49)が神奈川県警に逮捕されました。関しんたろう容疑者を調べてみると、法人を5社経営し、36億流通している変わった経歴の持ち主だったのでどんなことをしているのか調べてみました。
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関(關)伸太郎は法人5社36億流通の敏腕経営者だった「神様のお役に立てる徳と才の磨き方を届ける」
『関(關)伸太郎』と調べると、いくつかの会社やSNSが検索結果にヒットします。
その中の『株式会社みろくてらす』というサイトをクリックすると、關伸太郎容疑者が経営しているとみられる会社と本人の画像、会社の概要などを見ることができました。
『關』という旧漢字を使った苗字を初めてみたので調べてみると、全国に約250人しかいない稀な苗字だということがわかりました。
ルーツも調べてみましたが書かれていなかったので、「関」という漢字から派生したのかと思っています。中国から来た人が使ったりとかもあり得そうですね。
名前の下には關伸太郎容疑者の経営理念なのかわかりませんがこんな言葉が。
『神様のお役に立てる徳と才の磨き方を届ける』
ゾッとしました。
徳と才の磨き方が14歳の少女へのわいせつ行為だったということでしょうか…。
プロフィールには異色の経歴が載っていました。
8年前38歳で社会に出るまで18年間宣教師をしていたそうなので、20歳から宣教活動をしていたようです。
社会に出て仕事を始めたのが38歳ということでしょうか。
普通に大学に出ている人たちと比べてもかなりの遅れをとっていることがわかります。
それでも初年度で『億』の美容商材を売り上げ法人化しています。
宣教活動で何を学んでいたのかすごく気になりますね。
経営している法人5社のうち1社が『みろくてらす』となっているのかと思いますが、この会社も設立は2021年で、2年ほどしか経っていないようです。
資本金2000万円というのも大きな額ですよね。
所在地である「グランフロントタワー」を調べてみるとこんな建物が出てきました。
目立つ外観なので地元の方や通ったことのある方ならわかるかもしれないですね。
家賃は2LDKで90万円で貸し出されているところもありました。
庶民には手が出ない価格です。
『みろくてらす』の事業内容としては、人材育成セミナー、地球と身体に優しい日用品や調味料の販売、美容商材の販売、キャンプ場その他施設の運営とあります。
関(關)伸太郎容疑者の宗教とは?
關伸太郎容疑者が「浄霊ヒーリング協会」でどんな活動をしているのかを調べてみたのですが、
ホームページ上にはこの1ページのみ存在していて、どんな団体なのか具体的に知ることはできませんでした。
しかし『みろくてらす』のホームページの一部に「世界の子どもたちに太陽の光を届け世界の大人たちを輝かす」と題し、關伸太郎容疑者の宗教を表すような言葉が書かれていました。
「国や人種、言語や風習、哲学や宗教を超えて共通する神さまの教育を世界に発信し、病なき貧困なき、争いのない世界の恒久平和を建築していけるマインドを育てます。」
とあります。
『みろくふぁーむ』という法人では農園を設営し、親子でコミュニケーションを図りながら農作物を育てる取り組みもしており、「親子の人生を豊かにする研修セミナー」も開催しているようです。
やっていることはとてもまともで、思想もそこまで突飛なものでもなく、理想的な取り組みをしているかのように思います。
そんな敏腕経営者でもあり神さまの教育を学んできた人が犯した罪が今回の事件とは、信じて付いていった人の落胆ぶりも想像できる気がします。
もはや36億の流通すら本当だったのか疑いたくなりますね。
ニュースのコメントには「まず自分が浄めろ」「浄霊される必要があったのは代表」などという言葉や、「余罪たくさんあるんだろうな」というコメントも見られました。
追記:週刊誌から次々に続報が入ってきていますね。
関伸太郎容疑者は、逮捕される直前に『浄霊ヒーリング協会』の解散をオンラインで報告していたということです。
残る法人は他の人に引き継ぐとも言っていました。
協会に入りペンダントを買わされた信者たちは裏切られたという気持ちが大きいのではないかと思います。
週刊文春の記事には被害者本人のインタビューもあり、被害に遭った時のなまなましい様子を語っていました。
数年前までランドセルを背負っていた14歳の少女に対して行ったのだと親の目線で考えると、ただただ怒りに震えてしまいそうになります。
被害者の方は関伸太郎容疑者が戻ってきたときに同じように苦しむ人がいてほしくないと思い、消し去りたい記憶を無理やり呼び戻し取材に答えたのだろうと思います。
苦しみを解くはずの人が苦しみの原因になってしまうことのないことを願います。