益子泰は元ヤクザだった?「カタギではなさげな風貌(顔)だった」【日立市役所暴走】

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12月6日、茨城県の日立市役所の広場と東海村役場に車が突っ込み、3人に怪我をさせ、建物を損壊したとして、日立市に住む益子泰(ましこゆたか)容疑者(53)が逮捕されました。ましこゆたか容疑者は「行政に不満があった」との供述をしているということです。益子ゆたか容疑者がひたちなか警察署から日立警察署へ移送される時の顔を見て「元ヤクザでは?」という声が多く聞かれたので、なぜそういわれているのか、真相を調べてみたいと思います。

益子泰は元ヤクザだった?「自暴自棄感が半端ない」

ひたちなか警察署から日立警察署へ移送される益子泰容疑者のニュース映像です。

両脇を抱えられながらおぼつかない足取りで歩く姿が映されています。

目を閉じ、左目はなぜか閉じたまま周囲の様子をうかがっているような姿が見られます。

益子泰容疑者が移送される映像を見た人から「ヤクザみたい」という声があがっていました。

短く切られた髪の毛や目つきを見ると、ヤクザのように見えてもおかしくないです。

見た目で判断してはいけないのでしょうが、やはりそういうふうに見えてしまいます。

しかし、最初に日立市役所へ車で突っ込んだ時には、益子泰容疑者の母親も同乗していたと見られ、「自分の母親を乗せるヤクザがいるか」という反応もありました。

益子泰容疑者は一部ニュースによると足腰が悪く、住んでいる集合住宅の掃除当番を免除されていたとのこと。

そして、二度目に突っ込んだ東海村の役場では、車が完全に建物の中に入っており、かなりの衝撃だったことがわかります。

車をぶつけた衝撃で負傷して顔つきや歩き方がヤクザのように見えたのかもしれません。

ヤクザもそうですが、「自暴自棄」という言葉も合っています。

後先考えずに犯行に及んでいる姿は「もうどうなってもいい」と考えていると思われ、それがよく態度に表れています。

そして、益子泰容疑者が犯行に使用した車もヤクザを連想させました。

昔からヤクザの乗っている車は高級車のイメージがありますね。

映画やドラマの影響もあるのかもしれませんが、益子泰容疑者が載っていた車がアウディだったため、「ヤクザ」を連想した人もいたのかもしれません。

益子泰の犯行動機は?「8050問題」か

益子泰容疑者はなぜこのような無差別で短絡的な犯行を犯してしまったのでしょうか。

「行政に恨みがあった」という供述から、「生活保護関係でもめたのではないか」という反応が多く聞かれました。

ニュースでは職業は「自称運転手」とありますが、足腰が悪いと近所の人の証言があったので、運転手という職業が本当かどうか疑わしいところです。

5080問題(正確には8050問題)とは、80代の親が50代のこどもの面倒を見るために経済的にも精神的にも負担を強いられるという問題です。

親の年金を無心して自分の生活費に充てる無職や引きこもりの中高年の人が増えていて社会問題となってきています。

最近のニュースでは80代や90代の親を殺してしまうという事件も多く聞かれます。

親子のトラブルの原因の1つにもなっているのかもしれません。

また、益子泰容疑者はよく救急車を自宅に呼んでトラブルになっていたそうです。

母親の通院のために救急車を呼んでいたのでしょうか。

「通院ごときで救急車を呼ぶな」と言われ、役所に行った可能性もなきにしもあらずですね。

だからといって行政を逆恨みし、関係のない人を巻き込み傷つけることに何の意味があるのでしょう。

いずれにしてもこのような犯罪を犯す人が普通の人ではないことは確かでしょう。

事件の解明が待たれます。

追記:その後の捜査で、益子泰容疑者は約24年前に東海村で起きた核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)の臨界事故で「健康被害を受けた」と村役場や同社に訴えていたということがわかりました。

当時の事故で664名が被ばくしたとされています。

一時は半径10キロ圏内の住民31万人に屋内退避要請が出ていたそうで、もしかすると益子泰容疑者はその31万人の中の1人だったのでしょうか。

どのような健康被害があったのかはわかりませんが、因果関係もはっきりしない中、このような場当たり的な犯行に及んだということは到底理解できることではありません。

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