漆原宏太(杉並区事故)は踏み間違い?ヴィットリオ整備工場は「暫く臨時休業」の文字

事件・事故・災害

12月26日、東京都杉並区の路上で小学生の女の子と母親と見られる40代の女性が車にひかれ、その場で死亡が確認されました。この事故で車を運転していた漆原宏太(うるしばらこうた)容疑者(50)が自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕されました。漆原こうた容疑者は事故をおこした道路沿いにある自身の勤めるVittorio(ヴィットリオ)整備工場から「整備した車を試運転しようとした」と話していて、バックで店から出たそうです。今回の事故がアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故なのか、どのような事故の可能性があるのか調べてみたいと思います。

漆原宏太(杉並区事故)は踏み間違い?「まさか自分がとは思ってもみなかったでしょう」

事故があったのは12月26日午後5時頃、杉並区高井戸東3丁目付近でした。

当初はどのような事故だったのか詳細がわからなかったので、道路を走らせていたり停車させていた車による事故だと思っていた人も多かったようです。

その後車がバックをしていた際にはねられたという報道がありました。

基本的に心肺停止でも『意識不明の重体』として死亡確認は搬送先の病院となりそうなものですが、その場で死亡が確認されたということで、どうにも助からない状態ということだったのでしょうか。

かなりのスピードでぶつかったことが想像できそうです。

親子は前日のクリスマスを楽しんだことでしょう。

始まったばかりの冬休みを楽しんでいたことでしょう。

クリスマスにもらったプレゼントの話や、これから来るお正月の話なんかをしながら歩いていたのかもしれないと思うだけで胸が苦しくなります。

相当なスピードが出ていたと思われることから、「アクセルとブレーキの踏み間違い」と捉えている人が多いようです。

ブレーキを踏んだつもりが止まらないからもっと強く踏んでしまう。

踏んだつもりのブレーキがアクセルだったとしたら、そのスピードは一瞬であってもかなりのスピードになるでしょう。

漆原宏太容疑者の職場ヴィットリオ整備工場は「暫く臨時休業」の文字

漆原宏太容疑者の職場であるVittorio整備工場のホームページを見てみると、店舗情報と整備スタッフの紹介を見ることができます。

多くの輸入車の整備を取り扱っているようです。

専門の知識や技術も必要になるでしょうから、単に車の事だけを知っているというだけでは務まる仕事ではないのかなと思います。

漆原宏太容疑者の紹介もありました。

プロフィールには、「メカニック歴はトータル20年」とあります。

「出戻り組」とあるので、車が好きで趣味だけでは終わらずに仕事にしてしまったということなのかもしれません。

それくらい車にも詳しくてまだ50歳の若さの男性が、アクセルとブレーキを踏み間違えるというミスをすることは予想しにくかったかもしれません。

ストリートビューで事故のあった車両が出たと思われるVittorio整備工場を見ることができます。

事故の原因は単なる踏み間違えではなく整備工場の環境であったり車自体にあったのではないかというコメントも見られました。

外車なので慣れない運転の中、後方を目視しながらアクセルを踏むというだけでも技術がいることなのかもしれません。

店舗営業時間の欄には「しばらくの間、臨時休業とさせていただきます」とありました。

事故の原因究明や亡くなられた被害者への対応を会社としてもしていかなければならないのでしょう。

事故の原因をしっかり追求して、二度とこのような悲しい事故を繰り返さないようにしていくことが大切です。

生活の中でハンドルを握ることのある人も他人事だと思わずに「明日は我が身」と心に刻み、年末年始の忙しい時期は特に注意して運転をしたいものです。

追記:その後の報道で亡くなったのは近くに住む小学校1年生の杉本凪さんと、そのお母さんの杉本千尋さんだということがわかっています。すぐ後ろにはお父さんともう一人の娘さんが歩いていたのだとか。

家族で歩いていたのですね。

目の前で家族を失ってしまうことの苦しみは想像を絶するものがあります。

車はバックであったにもかかわらず時速20キロ以上出ていたと見られているそうです。

一瞬で生死を分けてしまう交通事故の恐ろしさを痛感する今回の出来事です。

亡くなられたお2人のご冥福をお祈りいたします。

タイトルとURLをコピーしました