2月12日、沖縄県宜野湾市の国道に酒を飲んで酩酊状態だった女性(58)を引きずって放置し、走行してきた車にひかせて殺害したとして、殺人容疑で宜野湾市大謝名の建設作業員、古謝勝也(こじゃかつや)容疑者(30)が逮捕されました。この記事では、こじゃ勝也容疑者のものと思われるSNSから、事件が起こった背景や動機を調べてみたいと思います。
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古謝勝也の顔特定？
古謝勝也容疑者のものと思われるFacebookを調べてみました。
建設作業員ということで、クレーン車が並んでいる様子や、作業員と一緒に撮っている写真があります。
2016年の写真なので、もしもまだ同じ所で仕事をしているとすれば、継続的に働くことはできる人物だと言えます。
2013年には成人式の様子の写真も投稿しています。
年齢もほぼ一致していることや、住所、名前の読み方(沖縄では名前を伸ばしてニックネームにする、この場合勝也の「かつ」だけ伸ばして「かーつー」)などが一致することから、本人のものの可能性は高いです。
古謝勝也容疑者のFacebookは、本人の写真はあまりなく、大勢で宴会の様子を撮ったり仕事風景を撮ったりしている写真が多く載せられていました。
上の写真は報道などでよく使われている古謝勝也容疑者の写真ですが、これは約10年前の写真で、最近のものはないようです。
上の写真も同じく10年ほど前で、プリクラなので少し加工されていますが、髪型は普段は黒でオールバック、カチューシャをいつもしていて、最近もこのような髪型だったと古謝勝也容疑者の友人から情報提供がありました。
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古謝勝也容疑者の動機は？「女性との間にトラブルがあり計画的に犯行か」
沖縄タイムスの情報によると、古謝勝也容疑者と被害者の女性の間には以前から金銭トラブルがあったとのことで、今年１月には、女性が４回にわたり県警に「古謝容疑者から暴行を受けた」などと通報していたそうです。
28歳も年の離れた2人にどんな関係があったのかはわからないのですが、女性に借金があったりもしたのでしょうか。
それとも逆で、貸した金を返さないから暴行をし、通報されたという可能性もあります。
どちらにせよ、古謝勝也容疑者は女性に対して暴力をふるうほどの怒りを抱えていて、「殺してやりたい」と思っていたのかもしれません。
普段からお酒はよく飲むようで、古謝勝也容疑者のものと思われるFacebookには、宴会の様子やお酒の投稿が多く見られました。
現在の年齢から逆算すると2012年は二十歳にもなっていない頃だと思うのですが、泡盛の瓶がたくさん棚の上に置かれていて、普段からお酒を飲みなれているような投稿です。
酒には自信があった古謝勝也容疑者が、女性にお酒をたくさん飲ませて酩酊状態にさせ、犯行に及ぼうと計画をしていた可能性もあります。
女性がタクシーの中で吐きそうになったので、女性だけタクシーから降ろそうとしていた古謝勝也容疑者ですが、タクシーの運転手に促され一緒に降りたのだそうです。
タクシーの運転手は酩酊状態の女性が気になって、１人だけ降ろすのも可哀相、最後まで介抱して家まで送り届けるのが一緒に飲んだ人の責任ではないかと説得したのかもしれません。
しかしタクシーを降りたあと古謝勝也容疑者が取った行動は誰もが予想だにしないおぞましい犯行でした。
被害女性が車に轢かれる数分前に、「女性を引きずっている人がいる」との通報もあったとのことです。
タクシーは路肩に停めて２人を降ろしたはずなので、タクシーを降りた後にわざわざ引きずって道路の中央まで女性を連れて行ったことになります。
女性を轢いてしまったタクシー運転手も罪に問われるか「運転手も被害者」
事件があったのは１月27日午前2時頃でした。
辺りは真っ暗で真夜中ともあって車通りもそこまでありません。
国道58号線は沖縄の南北にかかる主要道路で、場所によっては片側4車線の広い所もあります。
事件のあった宜野湾市は片側３車線の道路ですが、基本的に時速50キロの速度制限で、場所によっては60キロ制限の区間もあり、車通りがなければ自然とスピードも出る区間でもあります。
夜間の人も車も少ない時間帯に急に現れた道路の真ん中に横たわる人を避けることは難しいと個人的には思います。
まさか道路の真ん中に人が眠っているとは予想できず、結果的に死亡事故に繋がっていしまい、轢いてしまったタクシー運転手の心痛は計り知れません。
轢いてしまったタクシー運転手も罪に問われるのか心配する声も多くありました。
あの日、あの時間に通ったのがたまたまタクシー運転手であっただけです。
タクシー運転手なので普段から交通マナーや運転には充分に気を使っていたはずです。
誰が同じ状況でも避けられるとは言い切れません。
この事件の詳細が明らかになり、裁判でどのような結果になるのか、続報もその都度追記していきたいと思います。
